高額配当金が手に入るスピードが早いと言われているカジノゲーム、バカラ。15世紀から人々に慕われ続けているこのカジノゲーム、実は国によってゲーム歴史が変わってくるのです。
バカラの起源は古代ローマの儀式からと言われており、一方では中国からやってきたとも言われています。マルコポーロが愛したと言われているこのゲームの各国の歴史を見ていきましょう。
イタリア
14世紀イタリアで行われていた、タロットカードの前身であるカードゲームのTarrochi。これがバカラの起源になっていたかどうかは不確かなのですが、その可能性は高いとされています。
イタリアにおいては、タロットカードの延長がバカラに化けたとされている様です。イタリアで人気のあった、マカオを呼ばれるゲームは『イタリアンバカラ』とも言われています。
フランス
『フランスからバカラはきたのではないか?』と一部のイタリアでは語り継がれていますが、こちらフランスでは『イタリアより入ってきたゲームではないか?』とされている様です。
フランスでは1490年にイタリア帰りの兵士より、持ち込まれたゲームとされており、ナポレオン時代には人々の娯楽として愛されていました。
あまりの愛され様に、ルイ・フィリップ国王が1837年にカジノ違法化してしまったほどです。
アメリカ
アメリカでは初めてバカラがプレイされた年として、1911年が語り継がれています。しかし1871年当初の書籍によると、バカラはこの年から遊び始めたとされていますが、1899年にも同じ様に記載されている新聞が見つかっています。しかし、違法か合法化不確かだったこの時代に30人のフランス人が、逮捕をされている記述もあり、一般的にバカラを親しむ様になったのは1900年台に入ってからとされています。
第一次世界大戦中によく遊ばれていた、ブラックジャックよりはかなり後の登場となっていた様です。
その他の語り継がれ
そのほか、バカラは『イタリアで生まれ、フランスに渡り、そのごイギリスへ渡った』とされていますが、アメリカに渡った当初はイタリアのプントバンコ、フランスのシャマンドフェル、イギリスでシェミィとよばれその後、アメリカに渡りバカラとなったという言い伝えもあります。