カジノはオンラインカジノサイトや、ランドベースカジノだけでは実はないのです。
イギリスでは街角の至る所にミニカジノやブックメーカー、馬券購入所が立ち並び、気軽に出入りすることが可能です。場所によっては、スーパーマーケットの数より多い通りも存在します。
オンラインカジノで有名なWilliamHillsや、まだオンカジサイトでは見かけない女性でも出入りが楽しくなってしまいそうな、ピンク調の可愛いカジノも登場してきています。これらをカジノショップとは呼ばず、ベッティングショップと読んでいます。
いったん見かけは入るのが怖そうにも見えますが、中へ入るとそこはカジノ。
スロットからテーブルビデオゲームまで楽しめるようになっています。これから日本でもそうなってくるのでしょうか?
豆知識
イギリスでのWilliamHills
上記画像のブックメーカー、WilliamHillsはイギリス最大級のブックメーカーで、スポーツのみでなくイギリス政府の総選挙から天気予報まで、今までギャンブルに興味がなかった人でも、すんなりと参加できるゲームが盛り沢山用意されているのです。
どのくらいすごい会社かというと、ロンドン証券取引場に上場しているのみでなく、FTSE250の構成も手掛けている、スーパーカンパニーなのです。世界中に16000人以上の雇用者を持ち、2012年には他社ブックメーカー3企業を買収し、カジノの本拠地ラスベガスのあるネバタ州に進出を果たしました。
この後、WilliamHillsは州にあるスポーツブックの55%を占めるようになり、州全体の収入の約11%はWilliamHillsであるといわれています。
サッカーチームとも仲良し
WilliamHillsはプレミアリーグのトッテナムやチェルシーなどともスポンサーシップを結んでいるほか、現地ではTVコマーシャルや、自家用宣伝カーまでもが町中を走り回っているくらい有名なのです。日本で言い換えてみると、JRAがプロ野球チームとスポンサー契約をし、宣伝用カーが町中を走り回っているというイメージです。
イギリスではギャンブルのイメージは、一般的に浸透しており、健全な日常生活の中に取り込まれているのです。日本にももうすぐランドカジノが誕生し、そのうちこのように町中でベット券が発見される日がくるかもしれませんね。その際は程々に遊べる準備が、IRによって可能になっているといえます。