バカラのゲームで、負けている時に利用するマーチンゲール法の逆で、勝っている時に利用するのが逆マーチンゲール法『パーレー法』です。
勝っている時に利用する攻略法なので、もちろん勝ちが続いている時には、面白いくらい賭けが進んでいきます。戦略の全てがマーチンゲール法の逆になりますので、１度負けてしまったら、そこで最初からやり直します。
利用方法
前回かけた金額の２倍を賭けていきます。バカラのみでなく、ブラックジャック、シックボー、ルーレットなどの勝率が５０％のゲームに有効的な方法といわれています。
１回目の勝負に１ドルを賭けて勝った場合には、２回目の勝負で２ドルを賭けます。２倍ずつ賭けていきますので、２回目で勝利をあげた場合には、３回目の勝負では４ドルを賭けます。３回目でまた勝った場合には、４回目は４ドルの２倍である８ドルを賭けていきます。
負けた時に利用するマーチンゲール法との併用利用では、下記のようになります。
| 回数 | 賭け金額 | 勝敗 | 損益 |
| １ | １ドル | ◯ | １ドル |
| ２ | ２ドル | ◯ | ３ドル |
| ３ | ４ドル | ◯ | ７ドル |
| ４ | ８ドル | ◯ | １５ドル |
| ５ | １６ドル | × | −１ドル |
| ６ | １ドル（マーチンゲール法） | ◯ | １ドル |
| ７ | ２ドル（逆マーチンに戻る） | ◯ | ３ドル |
勝ち続けているからといって、どんどん進んでいってしまうと、一瞬にして失ってしまうということにもなりますが、戦略として『●●回勝利をあげることができたら、振り出しに戻す』もしくは、『５回連勝したら、他の戦略法を使ってみる』など、方法を色々と組み合わせていくことで、ゲームがどんどん面白くなっていきます。
軍資金に少し余裕のある場合なら、１０ドルからはじめると大きく勝ち進んでいくことが可能です。
| 回数 | 賭け金額 | 勝敗 | 損益 |
| １ | １０ドル | ◯ | １０ドル |
| ２ | ２０ドル | ◯ | ３０ドル |
| ３ | ４０ドル | ◯ | ７０ドル |
| ４ | ８０ドル | ◯ | １５０ドル |
上の表にあるように、賭け金が大きくなれば、利幅も同じように大きくなっていきます。１０ドルスタートで７回連勝した場合の利益は、１２７０ドルと大きなものになります。
３回以上勝ち進んでいった場合に、初めて逆マーチンゲール法が成立したといえます。
タイ（引き分け）になった場合
バカラは『勝ち』『負け』『引き分け』に賭けていくゲームですので、引き分けに賭けて当たれば勝利となり、賭けた狙いが外れれば負けとなりますので、タイでもタイに賭けて勝利を得れば、逆マーゲンゲール法を続行することが可能です。